専門的な事務の仕事には様々なものがありますが、特に英語や韓国語、中国語など外国語が得意な方は貿易事務の仕事を選ぶのも良い選択です。
特殊な仕事のように思えますが、仕事の流れはある程度決まっているため一定の流れを理解すれば難しくありません。
このページでは貿易事務についてまとめています。

外国とのやりとりには事務作業がつきもの

外国から商品を輸入する時、また外国に商品を輸出する時は事務作業が必要になります。
商品を輸入する時は輸入時の関税を支払う手配、輸入通関手配、輸入された商品の保管や配送の管理などの仕事がありますし、輸出時は輸出通関手配、商品輸出のための運送手配など様々な手続きを行わなければなりません。

これら輸出入に関わる事務作業を専門に行うのが貿易事務です。
したがって仕事内容は貿易に関わる事務作業全般になります。

この仕事に必要なスキルはまず英語力などの語学力、そしてPCでの作業がメインとなるためPC操作の知識、また電話やFAX、メールでの連絡も頻繁となるためコミュニケーション能力の3点は必須。
英語が理解できない、PCが操作できないとなると就職・転職する事はかなり難しくなるので要注意ですね。

貿易事務で有利な資格

この仕事で取得していると有利な資格に「通関士資格」があります。
通関士資格は貿易関係の仕事では唯一の国家資格で、平成26年度の合格率はわずか13%。
簡単に合格できるような易しい資格ではありません。

ただその分、取得していると貿易会社への転職・就職にはかなり有利になるのは事実です。

通関書類の作成や通関手続きをスムーズに行うには通関士の知識が欠かせません。
また通関業者の営業所には、必ず有資格者を1名置く事が法律で決められているためニーズもあります。
簡単には取得できない分、通関士という資格にはかなりの価値があります。

画像出典元:http://shikakuchallenge.com/business-skill/registered-customs-specialist

貿易事務に適性のある方は?

事務所に勤務して、貿易関連の書類作成や日程調整、連絡事務作業に従事するのがメインの仕事です。
語学力はもちろんですが、同じ会社の社員と密に連絡を取り合い、必要な仕事をこなしていかなければなりません。

そこで必要な適性はコミュニケーション能力です。
「Aさんは気難しそうだから苦手」など先入観をもたず、必要な事務連絡を行い仕事を片付ける能力が求められます。

また仕事の内容はほとんど決まっているので、ルーティン化した仕事に飽きる事なく、地道にコツコツと作業が出来ないと適性があると言えません。
飽きっぽい人、じっと同じ事務所で作業するのが苦手な方は不向きです。