実際に事務職員として20年近く仕事をしてきた経験から、この仕事のやりがいや大変なことなどをお伝えしたいと思います。
個人的な体験談ですが、これから事務職員として仕事をしたい方、参考にしてください。

事務員の地位が低い

実際に事務職員として働いてみると、意外にも大変な事が多く気苦労もありました。
一般事務職の仕事から始めたのですが、始業1時間前から会社にやってきて事務所と現場詰所の掃除を行い、ゴミ捨て、事務連絡などを済ませて始業。

つまり毎日1時間多く仕事をしていた事になりますが、それに対する給与は1円も入ってきませんでした。
残業は基本的にありませんでしたが、湯呑みなどを片付けて帰宅しようとすれば30分ほど終業時間からズレる事は多かったです。

また「事務員は雑用係」の意識が強い会社では、会社のトイレ掃除はもちろん雑用係として社員から買い物を頼まれたり(お弁当など)、自宅への送り迎えなども行った事があります。
事務員と言うよりも何でも屋の感覚です。

このような会社は少数派かもしれませんが、雑用を頼まれる事もあるでしょう。
雑用を引き受けるかどうかは上司と相談した方が良いです。

事務職員のやりがい

英語が多少出来たので、外国(タイ)の会社と英語で事務連絡を行う事がありました。
自分の書いた英文でコミュニケート出来た時は本当に感動しましたし、社内には英語が出来る方が少なかったので「頼りにしてるよ」と言ってもらえたのは大きな遣り甲斐になりました。

その後出産を機に仕事は辞め、子供が3歳になった時他の会社に再就職。
今度は経理を担当するため簿記の資格を取得しました。
事務職と言っても様々な仕事があります。
その時の状況に応じて「勉強し続ける意欲」のある方だけが成長出来るのだと実感しました。

事務員として働く上での注意点

法務事務での項目でもお伝えしましたが、事務職員はPC操作や簿記資格を取得する事も重要ですが、一番必要なスキルは「口の固さ」です。
特に社員の秘密事項やボーナスの有無などはトップシークレットです。

「年末にはボーナスが出るのかしら?」と現場の方から聞かれたとしても、安易に答えてはいけません。
例え事務所で「年末にボーナスが出る」という話しを聞いたとしても「出ますよ」とは答えず「分かりません」と言うのが正解です。
「事務所にいて分からないとは何事?」とバカにされても本当の事を言ってはいけません。

自分の言った事はすぐに広まります。
この時「ボーナスが出るの情報源は誰か?」という話しになりますので、要らない事は言わないのが無難なのです。

事務所で聞いた事は基本的に口外してはいけません。
その基本が分かっていない方、喋らずにはいられない方は事務員には向いていません。